モンテネグロについて
(2018年6月)
訪れたのはコトルのみなので、とりあえずの情報。(再訪の機会があれば書き換えます)
◇旅のし易さ
モンテネグロは、コトル以外にも食指を延ばしたくなる町が2,3あり、気になる国ではある。
モンテネグロのみを訪問先とするケースは稀かと思われ、この国にどうアクセスするかであるが、バルカン諸国をじっくり回る旅ならベオグラードあたりから、短期間の旅ならドゥブロヴニクから入るのが現実的か。
観光客が旧市街を埋め尽くすコトルの印象では、歩いた感じはクロアチアと大きな差は無い。ただし、この国も多民族、多言語、多宗教の国であることは自覚しておく必要はありそう。(下の写真は、セルビア正教会のイコノスタシス。コトルにて)
治安面ではあまり不安を感じずに歩けるし、旅行者物価もクロアチアより若干安めで、旅し易そうな第一印象でした。
◇通貨は€
モンテネグロは西側を海に面する小国でありながら、5か国(クロアチア、ボスニア=ヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ、アルバニア)と国境をを接する。この複雑さはユーゴスラビアという国が持っていた危うさが改めて思い起こされ、今なおこの地域は不安定さを抱えているのだと思う。
EU加盟国でもないのにこの国の通貨はユーロ。上記の近隣5か国の中では、コソボも同様である。経緯は知らないのであるが、旅行者としては再両替を気にせずキャッシングできて便利。
◇旅行者物価(コトル)
宿 私が宿泊した民宿はトイレシャワー共同シングルルーム €24
レストラン €15程度でmenuの提示があり、ワインなど入れて、€20強。
(ただし、これはコトル物価で、他の都市の、地元の人が入る場所なら多分もっと安い筈)
スーパー 赤ワイン一本とパン一個で€4。
(普及品と見えるこのパンがとても美味しく、国の文化、伝統といったものを感じさせられた)
コトルの夜