日曜定食
どの国でもレストランでのメニュー表(※1)がなかなか読めないのは悩みの種
そこで、スペインの食堂のメニューの現物(ビトリアのCERVECERIA(※2) GAMBRINUSの実例)を紹介します
なお、これから行かれる方の予行演習として使えるように、和訳無し、有りの2段構成としました
※1 メニューというのは定食のことで、料理は店頭に掲示するリストから選ぶ形式になっています
※2 CERVESSERIAというのは直訳すればビール屋ですが、ビヤホールというよりはレストランに近い
フランスのブラッスリーみたいなものでしょうか。この店は、紙切れ一枚のメニュー表を
テーブルに配るような気楽な店で、こうしてそれを持ち帰って転記できる訳です)
では、スタート。最初は和訳無しバージョンから
PRIMEROS PLATOS A ELEGIR
PAELLA MIXTA
PIQUILLOS RELLENOS DE RAPE Y LANGOSTINOS
ESPARRAGOS REBOZADOS CON JAMON IBERIKO
REVUELTO DE HONGOS Y SETAS
CREMA DE MARISCO
SALPICON DE PULPO
PRITOS VARIADOS DE LA CASA
ENSALATA CUATRO ESTASIONES CON ANCHOILLAS DEL CANTABURICO
SEGUNDOS PLATOS AELEGIR
CORDERO ASADO
LOMO IBERIKO RELLENO AL HORNO
CARRILLERAS ESTOFADAS CON GUARNICION
ESCALOPE DE TERNERA A LA MILANESA
ESTRECOT A LA PIMIENTA
SECRETOS
IBERICOS
EMPERADOR ENCEBOLLADO A LA SIDRA
SEPIA
A LA PLANCHA CON REFRITO DE
POSTRE, PAN Y VINO, O JARRA DE CERVEZA
15,50 EUROS IVA INCLUIDO
お疲れ様でした
では和訳つきバージョンを
PRIMEROS PLATOS A ELEGIR(一皿目の選択)
PAELLA MIXTA(ミックス・パエジャ)
PIQUILLOS RELLENOS DE RAPE Y LANGOSTINOS(アンコウとイセエビの何とかの詰め物)
ESPARRAGOS REBOZADOS CON JAMON IBERIKO(アスパラガスのイベリコ豚ベーコン巻き)
REVUELTO DE HONGOS Y SETAS(各種きのこのソテー(多分))
CREMA DE MARISCO(魚介類のスープ)
SALPICON DE PULPO(タコのパイ)
PRITOS VARIADOS DE LA CASA(当店特製ミックスフライ)
ENSALATA CUATRO ESTASIONES CON ANCHOILLAS DEL CANTABURICO
(カンタブリアの何とか風季節のサラダ)
SEGUNDOS PLATOS AELEGIR(二皿目の選択)
CORDERO ASADO(子羊肉のソテー)
LOMO IBERIKO RELLENO AL HORNO(イベリコ豚ひれ肉の詰め物のグリル)
CARRILLERAS ESTOFADAS CON GUARNICION(何とかのシチューと付け合せ)
ESCALOPE DE TERNERA A LA MILANESA(子牛肉のカツレツミラノ風)
ESTRECOT A LA PIMIENTA(何とかのコショウ風味)
SECRETOS IBERICOS AL AJILLO(秘密(?)のイベリコ豚のニンニク風味)
EMPERADOR ENCEBOLLADO A LA SIDRA(皇帝(?)の何とかシードル風味)
SEPIA A LA PLANCHA CON REFRITO DE MODENA(イカの鉄板焼きモデナの何とか添え)
POSTRE, PAN Y VINO, O JARRA DE CERVEZA
(デザート、パンとワインもしくはジョッキ入りビール)
※yとoは英語でそれぞれandとorに相当する
15,50 EUROS IVA INCLUIDO
(税込み15.5ユーロ(2,500円位))
スペイン料理は地域性がある上、多分店によってもまちまちで、
ガイドブックに出ている早見表ではなかなか歯が立たない。
上もせっせと小さな辞書を引いて訳したのだが、載っていない単語が結構あった。
とはいえ全く諦めてしまうと、ただのアルファベットの集合体になってしまうので、
その中から何か意味のある言葉を拾い出せるように大体の感じに慣れていくのが良いと思います。
料理名は素材と調理法の組み合わせというパターンが一般的
例えばSECONDOのトップのCORDERO(子羊肉)とASADO(焼いた)はよく見かけます
一度覚えると、難解なメニュー表の中でもその単語には目がいくといった具合
因みに私の選択はミックスフライとイベリコ豚でした
ミックスフライは普通魚介類のフライで白ワインに合う。
イベリコ豚はスペイン名物のひとつです。
しかし、イタリア料理であるミラノ風カツレツがあるし、
MODENAもあのバルサミコ酢のモデナのことと思われます。