トルヒ―リョ

(データ:2014年5月)

夕刻のマヨール広場

正面はサンマルティン教会(13C)

 

 

Hostal Ueso  http://www.hostalhueso.com/index.html

 「歩き方」に掲載されている。シングルルーム一泊25ユーロで最安であった(「歩き方」では30〜40との表記)。マヨール広場からちょっと入った路地にある。シャワートイレ付きでお勧め。

 

◇アクセス

 鉄道の便はなく、バスのみ。マドリッドからだと、グアダルーペ、トルヒーリョ、カセレスという順に移動していくのが効率的か。私はカセレスから移動しました。40分(3.63ユーロ)。翌日のマドリッド行きは、所要時間3時間30分、料金19ユーロでした。

 バスターミナル(トイレあり)を出て左に行くとすぐに交差点があり、そのまま公園横の坂道を道なりに上がっていくと、町の中心マヨール広場に出る。10分ほど。

 

 

◇マヨール広場

 教会や古い建物に囲まれた、感じのいい広場。i もここにある。サンマルティン教会の前、南米の征服者ピサロの像が広場を睥睨する。

トルヒーリョにとっては町の英雄であり、旧市街にはその邸宅がピサロ博物館として公開されているが、南米原住民にとっては悪魔そのものであり、歴史の非情を感じる。

 

 

◇旧市街

 巨人の中を歩いているようなカセレスの旧市街よりこちらの方が、歩いていて楽しい。旧市街は一段高い丘に造られていて、エストレマドゥ―ラの荒涼とした大地を眺められるのも良い。

サンマルティン教会の横から上がっていくと、まずはアラブ城。その造りの堅固さには驚かされる。かつては人家のない大地の中にこの城が屹立していた訳で、そういったことを想像しながら歩く。

サンタマリア教会は、塔の窓のアーチのイタリアによくある上から3,2,1のリズムが心地よく、しかも無骨というか田舎っぽいところがこの国らしくて良い。

テルメのような貯水池を過ぎ、適当に道を選んで下りていくと、出発点のマヨール広場に、サンマルティン教会と反対側のコンキスタ伯爵邸の横に出たのは意外感があって面白かった。

 

(旧)カセレスへ  前に戻る   トップページに戻る