エストレマドゥーラの宝石 カセレス

(データ:1992年12月)

コウノトリの巣

カセレスで最も印象に残った光景

あちこちの塔の上に大型の巣をかけている

◇エストレマドゥーラ

カステリアやアンダルシアの名が良く知られているのに比べ、エストレマドゥーラは馴染みが薄い。内陸部に位置することもあり、日本でいえば「道の奥」のイメージである。東北好きの私としては心惹かれるものがある。

 

◇アクセス

マドリッドから列車で5時間。セビリアからでも5時間。当時はセビリアからのエストレマドゥーラ方面は一日3便あったが、現在はCOOK上では1便になっている。1便でも、あればそれに乗ればいいので問題はないのだが、やはり不便な地域ではある。

町は駅を出て左の方向。駅前の通りを進むとLINEA-1のバス停があり、案外すぐにバスはやってきた。尚、私は町まで5キロと教えられたが、「歩き方」を見ると歩いてもいける距離のようである。

 

◇エストレマドゥーラの宝石

町の中心はマヨール広場でホテル、レストランもいくつかある。旧市街はこの広場の前。小さな丘を城壁で囲んだもので、中は巨人のような四角い石の建造物が立ち並ぶ。商店やバールなどのノイズが殆ど無く、中世の雰囲気を良く伝えている。方形で、そう広くない範囲にぎっしり詰まっていて、確かに宝石箱の様な所であった。

 

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