ニュルンベルク

(データ:2011年4月)

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フラウエン教会と市場の立つ中央広場

12時に仕掛け時計が動く

 

◇宿について

駅前、ケーニッヒ門をくぐった右手に i があり、ここで紹介してもらうのが手っ取り早いか。ドイツらしくこちらの希望を聞くやテキパキと手配してくれた。

私が泊ったのは、城壁の内側に沿って少し歩いたところにあるGasthof-Pension Zum SchwnleinHintere Sterngasse 11)シャワートイレ共同朝食込みのシングルルーム30ユーロであった。80年代を彷彿とさせる屋根裏部屋で大満足。

 

◇城

博物館はお勧めしない。塔からの町の全景を期待していたが、南を見る位置関係で、あまりきれいに見えなかった。なお城のすぐ脇というか、一部なのかもしれないが、YHになっていて、古城ユースとして有名である。

 

 

死刑執行人の橋⇒       

いわれは不明だが如何にも中世由来の名称

◇アクセス

鉄道は、フランクフルトウィーン間とミュンヘンーベルリン間の交点にある。私は80年代に何度か乗り替えのために下車したことがあって交通の要所のイメージがあるが、町に出たのは今回が初めて。鉄道駅から町の一番奥の城までゆっくり歩いて30分位。見どころの多い町であるが、中世都市としては町のサイズも建物もやや大ぶりに過ぎるか。

 

◇町の造り

駅を出ると目の前に城壁。これをくぐって旧市街に入るとケーニッヒ通り。これを道なりに進んで城に至る道が、左右にゴシック教会や古い建物が現れてなかなか良い。一番良いのは聖ローレンツ教会を過ぎたあたりで、ペグニッツ川に向かっていったん下り、その向こう、城に向かって登り返しているのが見通せる。高低差のある町はいいですね。

 

◇デューラーの家

この町の見どころの一つである。ファンでもない限り展示内容はもう一つという印象であったが、入り口で渡された日本語音声ガイドが、文章も発音も妙に不自然で面白かった。プレゼント引換券みたいなものを渡されて、道を挟んだミュージアムショップで提示すると、デューラーの精巧なデッサンの絵葉書を渡して寄越す。ささやかながら非常に美しいものであった。

 

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