赤ずきんちゃんの故郷アールスフェルト

(データ:1989年1月)

市庁舎

 

◇提案

ドイツ国内のみならず東欧方面などに行く場合などフランクフルトをゲートウェイとする機会があると思う。このパターンは日本へ出発する前日に商業と犯罪の町フランクフルトに戻って来ることになるのが不満。アールスフェルトはフランクフルトの北東80kmのところにある、木組みの家で埋め尽くされた小さな町である。旅の最後の一夜をしみじみ過ごしたい向きにお勧めしたい。

私は、東欧訪問時とアルジェリアからの帰途との2回フランクフルトから日本に向かいました。いずれのときもフランクフルトでの宿泊は避けたく、考えた末一度はハイデルベルグへ、一度はアールスフェルトに向かったのでした。

 

◇アクセス

  Hulda―Giessen間のローカル線(COOKではtable907)の途中にある。HuldaもGiessenもフランクフルトから便があっていずれも1時間弱。そこで乗り継ぎの良い方を選択することになる。ただ、table907が本数が限られる(特に休日)ので、駅の窓口で翌日の便をよく確認しておいた方がいい。

  駅から左写真の市庁舎が建つ町の中心マルクト広場まで徒歩5分程度。歩けばすぐ町外れになる小さな町です。

 

◇木組みの町

木組みの家はドイツなら珍しくはないが、この町の変わっているのは、2階、3階となるにつれ建物が道の上にせり出してくる点。(左上写真)アムステルダムの細い家がそうであるのと同様に税制の影響だろうと思われる。町中が木組みの家であるから、通りを歩いていると両側から建物が覆いかぶさってくるようで変な感じ。

 

◇ホテル/レストラン Zur Atlen Schmiede

マルクト広場の裏手、木組みの家に宿泊できる安宿として「歩き方」にも紹介されていた。私は宿泊していないが、レストランでハンガリアングヤーシュを頂きました。感じのいい店でした。(左写真 レストランの入り口 男性がメニューを検分している)  Untergasse 12番

 

◇外部サイト

写真のきれいなサイトを発見。アドレスが長いので、下枠外に記載します。アールスフェルトは下の方にあります

http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/GER1985MaerchenSt/MarchenSt.htm

 

ドイツ編の表紙に戻る  トップページに戻る