(データ:1996年2月)
ロシオ広場夕景 ◇レストランについて 食事が安くておいしいポルトガルでレストランを利用しない手はない。バイシャ地区のCORREEIROS通りの店が入りやすい。私は130番のREGIONAL DA BEIRA と 215番のUNIDOS DO MINHO(店の名は共に手元に残る領収書からの転記。もしこれがポルトガル語の“領収書”だったりしたら恥ずかしいなあ)に入っている。バイオ・アルト地区にも食堂という感じのレストランが見つかる。庶民の味というか、鰯を焼いてオリーブオイルとレモンをかけたやつとか、タラにゆでたジャガイモと豆をあわせたものとか、素朴な味がリスボンで食べるとしみじみおいしく感じられる。 一方、避けたいのは、レスタウドス広場東側のレストラン街的な一画。客引きが観光客に声をかけている。地元の人で賑わう店を探すというのが、やはりここでも行動原則。 |
◇宿について この町は安宿が豊富で、一泊目は妥協したとしても次の日の宿探しは楽しいと思う。安宿が多いのは、ロシオ広場の北、リベルダーデ大通りの向かって左側、アレグリア広場あたりまで。アルファマに泊まれればいいのだが、宿は見当たらなかった。 このとき泊まったポルトガルの宿ではトイレのフラッシュがどこでも広口ビンのフタのような形状でちょっと面白かった。トイレのような日常的なものにさりげなくお国振りが表れている。 ◇交通 ・鉄道 長距離や国際列車はアルファマ下のサンタ・アポロニア駅。近郊線のロシオ駅は町なかに入ってきているので使いやすい。 ・バス バスターミナルはかつてあった場所から移転したようなので注意 ・地下鉄 観光ポイントにあまり関係なかったが、路線が増え、国鉄のカイス・ド・ソドレ駅とつながるなど利便性が増したようだ。 ・タクシー 物価の安いポルトガルは抵抗感少なくタクシーに乗れる唯一の国ではあるが、運転はかなり荒いのでその積もりで。私が乗ったタクシーは、コルメシオ広場からフィゲイラ広場へ向かう通りをでハンドルまわしながら80km/hで走り抜けた。交通事故の場面に出くわしたこともあり歩行者としても注意が必要。 |