標高865m マルヴァオン
(データ:2014年5月)
城から町を眺める 空が広く、地球が丸い ◇町の造り 上の写真で見ての通り、標高865mという山の頂にある、城壁に囲まれた端から端まで500m位の小さな要塞都市です。 バスは城門の前の広場に到着。城門をくぐるとすぐ左に i があり、地図を入手します。坂を上がっていくと城に到着。 城の堅固な造りは長い戦闘の歴史を感じさせて見事、周囲の野山や町の眺めもいい。城以外ではこれといった見所がある訳でなく、南欧らしい白い町並みを散策することになります。 左の写真はその中の一コマ→ 高い建物がなく、空が広い。航空機の通り道になっているのか、鮮やかな青空に次々に飛行機雲が引かれていました。幾分か天に近い町という印象を持ちました。 ◇宿について iがくれた地図によると、城内に宿は13軒。Casa de 〜(〜の家)という表記が多い。タクシーの運転手はCasa de Avore(地図では9番)が安いと言っていました。バス便が限られていることで、一泊するかどうかは、旅程の余裕との相談です。 |
◇アクセス アレンテージョ地方のスペインとの国境近くの山岳地帯にいくつか魅力的な山上都市があるが、いずれも交通の便が悪く、日数の限られた旅程に組み込むのが難しい。その中でマルヴァオンは、足掛かりになるポルタレグレから近く、またカステロ・デ・ヴィデが近くにあることもあり、比較的プランをイメージし易い。 ポルタレグレからバスで30分。問題はredeの運行でないことで、事前に同社のHPで時刻を確認することができないこと。通学用のローカル路線であり、平日のみの運行で、学校に合わせて時間も変更されることがあるとのこと。結局ポルタレグレまで出向いてバスターミナルで聞いてみないと確かなことは分からないようだ。 (私が聞いた時刻はポルタレグレ10:30→マルヴァオン±11:00、 マルヴァオン13:14→ポルタレグレ13:52) カステロ・デ・ヴィデの方がマルヴァオンに近く、バスの便はないが、タクシーで15ユーロ。(交渉の結果13ユーロで行ってくれました。) なお朝9時にふもとの町Portagemに行くバスがあり、そこから歩いていけるそうで、ハイキング好きの方は調べてみると良いかもしれません。 |