(2007ベルギー)
リエージュの街角(サン・ランベール広場近く) ◇リエージュについて ベルギー東部の中心都市である。いくつか見所はあるものの観光地の空気は無く、普段着の町の印象。また、ベルギーはワロンとフラマンの2民族、2言語国家であるが、リエージュはワロンの中心都市でもある。ワロン生活博物館を見学したくてこの町に来たのであるが、残念ながら改修で長期休館中 私がリエージュで印象に残ったのは、プランス・エペック宮殿の回廊の見事な柱頭彫刻と、聖バルテルミー教会の朱色で縁取りされた奇妙な外観。シタデルは長い階段を休み休み上がって行ったが、市内の見晴らしは良いものの、すぐ下の旧市街は木立が邪魔して見られなかったのは残念。繁華街のカフェでは皆さん昼からゆったりビールのグラスを前に談笑しておられました。 |
◇アクセス 首都ブリュッセルから1時間。すぐ北はオランダ国境で、EUのマーストリヒト条約で有名になったマーストリヒトに30分。東に行けばドイツで、ケルンまで一時間半。 ◇アクセス(その2) リエージュ市内に駅が三つ。主要駅はギーメンで、駅前に安宿が並ぶが、町の中心には少し距離がある。中心に近いのはパレ(宮殿)駅で、プランス・エベック宮殿のすぐ裏手。i のあるサン・ランベール広場も近い。この二つの駅の間にあるのがジョンフォッセ駅で、聖ポール大聖堂、サンジャック教会はこちらが最寄り駅になる。この3駅間には頻繁に便があり、歩くのに疲れたとき助かりそうだ。 ◇ベルギー七秘宝について 「歩き方」最新刊を見ると、都市別ガイドにしばしば「これはベルギー七秘宝の一つ」といった記述が登場するが、全体像が書かれてなくてこれは何だろうと思ってしまう。見やすい一覧表を載せている外部サイトがあったのでここに記録しておきます。 リストを眺めるに工芸品のようなものが多く、見て面白いかどうかはその人次第でしょうか。 ◇宿について ギーメン駅前に安宿があるが、旧市街の中などホテルのサインは全く見なかった。YHは町の中心に近い。出遅れた場合は i に直行した方がいいと思う。 |