ケルンの大聖堂 ケルン

(データ:1982年8月)

見よ! この迫力

天を目指すか

◇大聖堂

もしまだご覧になっていないなら、是非実物の前に立ち、その迫力を実感して頂きたい。縦に走る無数の線は、これがゴシックというものかと納得させる力に溢れている。バルセロナのサクラダファミリアが太刀打ちできるレベルではない。

塔の最上部に上がることが出来るが、5百段以上上らねばならず、私は途中休憩が必要でした。町の眺めよりもこの建築のディテールを間近にするところに価値があります。

尚、大聖堂はケルン駅の前にあり、車中からその雄姿を目にすることができます。(ただ見たということだけならば)

 

◇休息日

一人旅を続けていると知らぬ間に心身に疲れがたまります。私の場合は週に一日ぐらいはシャワー付きの部屋に泊まり,ゆっくりすることにしていました。

ケルンはそういう何もしない日にむいている。中学で習い覚えた「ルール工業地帯」の中にある都市であるから観光的な見所は大聖堂ぐらいなのだが、反面、ドイツの都会らしく居心地の良い活気がある。ストリートミュージシャンや大道芸人を見ているのも楽しいし、日がな大聖堂に出たり入ったりしているのもいい。

 

◇十字路

ヨーロッパの鉄道網では東西南北の中継点であり、自然と何度か通過することになる。

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