アルザスの町 コルマール

(データ:2016年4月)

 

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コルマール旧市街にて

 

 

◇ウンタ―リンデン美術館

 駅から来ると、建物の反対側に入り口がある。入館料13ユーロと高いが、オーディオガイドの料金が含まれている(日本語あり)

 

建物は、僧院か何か中世期のものを利用していて、回廊があったり、広場の向こう側に立つ建物( i がある建物)と地下道でつながっていたりと造りが複雑で、把握するのに時間がかかった。

 

イーゼンハイムの祭壇画を、オーディオガイドの説明を聴きながら、随分時間をかけて見たが、私には優れた絵とは思われませんでした。この絵の意義は、民衆に与えた影響という歴史的なものにあるのかもしれません。

 

この美術館はイーゼンハイムの祭壇画が突出して有名であるようだが、近代絵画の部や現代アートの部も展示数は少ないながら、なかなか良かった。

 

◇アクセス(コルマール)

 ストラスブールから65kmの距離。在来線(ter)でも30分と十分速い。1時間に一本程度、便がある。

 

 

◇アクセス(コルマール旧市街)

 駅前広場の向こう、線路と平行に走る大通りに出て、左へ進む。10分余りで、ウンタ―リンデン美術館につき当る。この建物の反対側に回り込んだ向かいに i があります。日本語の地図があるので、これを入手しましょう。

 

 ウンタ―リンデン美術館は、旧市街の端になります。旧市街の中心は駅からここまで歩いてきた道の右手奥の位置になりますが、ちょっと分かりにくいので、先にここまで来て、地図を手に入れてしまう方が良いと思います。

 

 

◇コルマール旧市街

 ストラスブールのプティット・フランスとコルマールのプティット・ヴニーズ(ベニス)は、川と橋と木組みの家の光景のイメージが、かなり重なる。私の感じでは、アルザスを極めたい人以外は、訪れるのはどちらか一つでいいのでは。

 

 ストラスブールの方が圧倒的に町のサイズが大きく、大都会。ヨーロッパ都市の良いところを凝縮したような都会の雰囲気に浸りたいならストラスブール。一方、コルマールは、アルザスを代表する町。よりアルザスらしさを求めるなら、落ち着きのあるコルマールといった見立てです。

 

 私はプティット・ヴニーズより、サン・マルタン教会周辺の旧市街の方が印象に残りました。いくつか目に入る教会の姿も良い。

 

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コルマール プティット・ヴニーズにて

 

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