絶景 ディングル半島

(データ:2017年5月)

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インチの浜

 

 

◇ディングル半島周遊デロス・ツアー概要

右のことにも拘わらず、このツアーは素晴らしかった。予想しないものを見る方が、刺激になるということかも知れません。

 

キラーニーの町を抜けたバスは20分ほど走って、「下の湖」を見晴らす展望台に到着し、最初の停車。海岸線のみならず、湖も複雑な形をしている。イニシュフォールン島も正面に見えている。

 

今度は少し長く走ってディングル半島に入り、インチの浜で下車。その後も南側の海岸線沿いに走り、ちょいちょい停まっては写真撮影させながら、半島先端スリア岬に至る。今度は半島北側のルートを通り、再び南側に出て14時ディングルに戻って1時間半の昼食タイム。

 

この間、海岸沿いの景勝ルートは素晴らしい。対岸にリング・オブ・ケリーを見ながら走り、先端に浮かぶスリッグ・マイケルを遠望する。スリア岬の先に浮かぶ5つの島は絶景であるし、陸側に目を向ければ、牛や馬や羊が群れる牧地が広がる風景も良かった。

 

昼食休憩後は、再び半島を横断して北側に出て、左に海を見ながら走るが、相変わらず景色が良い。バスはトラ二―を経由して定刻17時にキラーニーに戻る。

 

 

◇ディングル

ディングル半島南岸の港町。海岸沿いにレストランや土産物屋の並ぶ小さな町である。私が到着したときは、すなわち各方面からのツアーが到着するときであり、大量の観光客であふれかえっていた。トラリーから往復する路線バス運賃だけでデロス・ツアーの料金を軽く上回るということもあり、ディングル半島周遊を考えるなら、ここを拠点にすることは考えにくい。

◇アクセス

 遠出にはバスツアーが各段に便利、かつ安価というこの国のパターンはディングル半島でも同様。出発地は、コーク、キラ、トラーリーなど。

 

 

◇デロス・ツアー

 私は、キラーニーで連泊し、真ん中の一日をツアーに充てました。申し込みは i  へ。丁寧に説明してくれます。私は、デロス・ツアーを選択しました。€23、10時集合、17時帰着、集合場所は、キラーニーで書いた聖メアリー教会の横のデロス・ツアー事務所。

 

 

◇日程が限られている人に

 バスツアーは丸一日かかるのだから私は当然の如く連泊したが、乗り合わせた韓国人夫婦は、同日夜のダブリン行きのバスとダブリンでの宿泊を予約していた。ツアーの帰着時間は決まっているし、ダブリンまで何時間もかかる訳でもなく、成程この移動はそう無理がない。モバイルを持っていれば、機動的に動けそう。

 

 

◇ディングル半島

 特殊な歴史、文化的背景を持つ国なので、出発前に何冊か本を読んだのだが、ディングル半島はよりアイルランド的な地域であるらしい。ディングル半島で特に私が見たかったのは、修道僧の住居であった蜂の巣小屋、奇妙な形のガラカス礼拝堂(私はサッカラその他の変形ピラミッドを連想してしまう)、名前が意味ありげなオガム石などであった。

 いずれも、ガイドブックに載るような名所であるが、デロス・ツアーは近くを通りながら、その全てをパス。もしここに行きたいというはっきりした目的があるなら、iで申し込む際、よく確認した方がいい。

 

 

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複雑な景色が繰り広げられるディングル半島

中央右寄りに見える、三つ同じ形で並ぶギザギザが印象的であった

 

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