ロンドン(2017)

(データ:2017年5月)

IMG_0383 (1024x768)

V&A ミュージアム

ピンクフロイド展「THEIR MORTAL REMAINS」開催中

こうしたイベントが行われるのはロンドンの魅力

 

 30年振りのロンドン再訪でした。さすがに時間が経ちすぎて、懐かしいという感じは殆ど無く、テームズ河のほとりに巨大観覧車が出来ていたり、テートギャラリーが川向いに移転していたりするなど、30年間で景観が変わり、むしろ初めて訪れる町を歩いているかのようでした。

市内中心部を東西往復してみて思ったのは、パリやローマなら、おおっと感嘆するモニュメントが次から次へと現れるのに比べると、ロンドンの街並みは凡庸だなということでした。商店のディスプレイも町行く人も、大陸に比べると華やかさに欠ける印象。要はこの町に何を求めるかということですね。

 

◇ヒースロー空港から市内へ

 複数の手段があるが、地下鉄ピカデリー線がロンドン中心部を結び、便利。安価(6ポンド)かつ、聞き覚えのある駅を結び、ロンドンに到着した気分が味わえる。下車駅によるが1時間程度。

 

 

◇ヒースロー空港について

 もし、この空港をトランスファーで使うなら、時間の余裕を見込んだ方がいいと思います。ロンドンは複数の空港を持つにもかかわらず、ヒースローは、キャパシティの限界に来ている印象。今回、ダブリンから成田への乗り継ぎに使ったのですが、長距離歩かされるは、バスに乗らされるは、(空港施設内の)電車に乗らされるは、必死に動いてようやく出発ゲートに辿り着いたところ、ひとり残っていた係官が「お前が最後の乗客だ」。勘弁してくれという感じでした。

 

 

◇宿について

 主要駅の周辺に安宿街がある。といっても物価の高いロンドン。シングルルームを求めるなら、安宿と言っても50ポンドはかかるか。首都レベルの大都市の安宿は、例えばフロントの兄ちゃんの無愛想さなど、そういうものと割り切って使った方がいい。従って、多分フル・イングリッシュ・ブレックファストは期待できない。

 

 

◇町の造りについて

 町のサイズを実感しようと、キングスクロス駅と、ナイツブリッジのV&Aミュージアムを徒歩で往復してみました。片道2時間ぐらいであったか。ロンドンの町のへそとして、往年の「歩き方」はピカデリーサーカスを挙げていましたが、さすがにこのサイズの大都市となると、そう単純ではない。

 慣れれば、地下鉄で移動することになると思いますが、一度は横断的に歩いてみることをお勧めします

 

(旧)ロンドンへ  イギリス・アイルランド編の表紙に戻る   トップページに戻る