ヨーロッパらしい町  ミュンヘン

(データ:2018年6月)

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町の中心マリエン広場に立つ新市庁舎

 

◇ヨーロッパらしい町

 

中央駅からマリエン広場まで歩くと、一つ一つの建物の大きさに感心させられる。教会も商館もやたらとで買い。極めつけは、マリエン広場に立つ新市庁舎。広場に向かって歩みを進めるごとに威圧感が強まる感じは、サンチャゴ・デ・コンポステーラの大聖堂を連想した。

建物壁面の意匠や商店のディスプレー、道行く人の表情など、ああヨーロッパの町だなあという感じがある。

 

 

◇美術館エリア

 

 ミュンヘンは大都市であり、上記のような旧市街の一部エリアや教会などの観光スポットを除くと余り歩いていて楽しい感じの町では無い。旧市街と並ぶこの町の魅力は、中央駅から北の方徒歩20分ほどの距離にある美術館エリア。古典絵画のアルテ・ピナコテーク、印象派などのノイエ・ピナコテーク、そしてモダンアートのモダン・ピナコテークの三つが立ち並ぶ。今回は、ノイエが休館で、アルテとモダンの2つを見たが、どちらも非常に見応えがあった。(料金はアルテ€4に対して、モダンは€15もするのだが、十分にその価値があったと思う)

 

アクセス

 

 南ドイツの中心都市、というよりヨーロッパの真ん中に位置する町で、国内外東西南北どこからでも出入りはスムーズ。ユーレイルパスとCOOKの時刻表を持って、ヨーロッパをうろうろ歩きまわっていると、何度か通ることになる町である。

 

 

◇町の中心

 

地図を見ると中央駅の東側に、直径1〜2kmの楕円に囲まれた街路が見え、旧市街と分かる。城門は残っているが、地図を見る限り城壁は取り払われて、緑地帯になっているようである。

 

 中央駅から5分ほど歩くと、旧市街の入り口、カールス門。その先、歩行者天国になっている広い通りをそのまま歩き続けると、町のへそマリエン広場に至る。行ったことは無いが、昔から名前だけはよく見聞きしたホーフブロイハウスも近い。

 

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季節の味覚 白アスパラガス

(ヴィクトアーリエンマルクトにて)

 

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