クルシュ砂州 クライペダ
(データ:2019年6月)
クルシュ砂州(アンベルトンの部屋から) ◇クルシュ砂州 ロシアの飛び州から延々100km(!)に亘って延びる細長い岬の先端が、ここクライペダで僅かな開口部を残して尽きる。(上の写真がそれで、右端に先端部が見える) クライぺダの町からクルシュ砂州に簡単に渡ることができる。川沿いに10分も歩けば船着場に到着。対岸のスミルティネへの渡し船が30分おきに発着している。自然が豊かで休日の行楽地になっている模様。 ◇ホテル アンベルトン 「歩き方」に掲載されている宿。今回はホステルを泊まり歩いていたのだが、この町では空きがある中での最安値がこの4つ星ホテルであった。とは言えシングルルーム€42は、ヨーロッパ主要国では考えられない値段。 折角高層ビルのホテルに泊まるのだからと、旧市街を見下ろす部屋を希望したのだが叶わず。これが結果オーライでクルシュ砂州を俯瞰することが出来た。上の写真では伝わりにくいと思いますが、この奇観を眺めながらワインを飲むのは、なかなか良い気分であり、お勧めです。岬の先端に、夕日が沈んでいきました。 ◇クライぺダ旧市街 この町に教会の記憶がない。ダニェ川の南側一帯が旧市街であるが、整然とした街並みに中世色が薄い。 旧市街内外にある3つの博物館、小リトアニア博物館、鍛冶工博物館、城博物館の共通券(€2.9)を買って、それぞれ訪問したが、城博物館がソ連やナチスドイツの侵攻をかなりリアルに展示しており、厳しい気分にさせられたくらい。 面白いなと思ったのは、碁盤の目の道のつき方、通りを歩いていると、交差する二つの道の間、一つの建物しかない。(右写真)これは変わっている。 |
◇アクセス 首都ヴィルニュスから、鉄道もバスも便がある。バスの方が便数が多い。私はクライぺダから鉄道でヴィルニュスに出たが、料金は€17.4であった。 なお、ラトビアのリエパーヤから移動する場合、バスが到着するのが、アクロポリスという名の郊外の商業施設であることに注意。だだっ広い駐車場で降ろされるが、幹線道路に出れば市内バスの停留所が見つかる。8番のバスに乗ると、市内中心部を経由して、鉄道駅/バスターミナルに至る。 鉄道駅/バスターミナルから市内中心部へは徒歩20分 旧市街にて この時期、ヨーロッパの町を歩くと、 かなりの頻度で新郎新婦に遭遇する お披露目的な意味合いもあるのか、町の人の反応も暖かい カメラを向けると、新婦が小さく手を振って、 輝くような笑顔を見せてくれた。 ◇レストラン Viskas Lietuviska これも「歩き方」に掲載されている店。地元の人が利用する食堂。非常にリーズナブル。 |