年代物のトラムが走る リエパーヤ

(データ:2019年6月)

 

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駅から旧市街方面に向かう道を走るトラム

 

 

 

19世紀末来のトラム

 

 バスがリエパーヤに入ると、トラムの線路をあちこちで目にし、走るトラムを見て、雰囲気があるなと思った。

 線路の幅は狭く、車体も正面から見ると縦長。郊外ではトラムの線路が短い草に覆われていて、そこをトラムが走っていくのも風情があった。

 

 確かヨーロッパ大陸最古のメトロは、ブタペストだった筈だが、旧東欧の方が、先行していたのか。

 

 

 

◇旧市街

 

 聖アンナ教会を中心に、市場などがあるが、私が訪れた日は雨が降っていて、あまりぱっとした印象が無い。聖ヨゼフ教会の祭壇はシンプルながら後ろの3つのステンドガラスと共にバランスがとれていて好印象。

 

リエパーヤは音楽の町だそうで、i で地図を貰うと、主要スポットが五線譜などのマークで示され、ド、レ、ミ、ファ、と順にお勧めルートをたどっていくようになっている(歩道にも♪のマーク表示がある)。そのうちの黒のルートの「レ」の辺り、木造の民家が見られて、散歩の楽しい一画であった。(歩き方の地図だと、「後家のヘイヤ―の宿屋」のある辺り)(右写真)

 

 

◇アクセス

 

 首都リーガからリエパーヤまで鉄路が伸びているが、アクセスの基本はバス。私はバスでクルディ―ガから入り、リトアニアのクライぺダに抜けた。バスは主な町を安価な料金で結び、便利である。

 

 

◇旧市街へ

 

 バスターミナルは鉄道駅と同居している。構内に掲示される時刻表は外国人は分かりづらく、窓口(上体を曲げて話すような低い位置にある小さな窓口)の係の人もいまどき珍しく英語を話さず、横を向かれてとりつく島もなかった。

 

 旧市街へは、駅前やや右寄りの、トラムが走る道を直進、20分ほどで運河が現れ、橋を渡ると町の中心部。そのまま直進するとやがて旧市街に至る。

 

 

◇クライぺダ行きのバス乗り場

 

 鉄道駅のところのバスターミナルでなく、旧市街を進んだ先のクルシュ通りに乗り場がある。8時と11時半、午前中に2便出ている。(季節と曜日により変動あり)

 

 

Liela Guest Apartament Liela通り8

 

 私が宿泊したドミトリー。旧市街方面に橋を渡ってすぐ右手。ロケーションが良い上に、居室は清潔、機能的。一泊€10。

 

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