田舎町  レゲンゴス

 (データ:2014年5月)

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バスターミナルを出て、町の中心に向かう

右の木立の先に見えるのが i が入る公共の施設らしい建物

道路の先に見えているのが教会の塔

 

◇レストラン A GRELHO

 町のレストランといった感じで、店内の日常的な雰囲気が好印象。野菜スープとバカリャオ・ブロシュという家庭料理の組み合わせにしたが、サラダをつけ、白ワインをお代わりしても料金は加算されず、10ユーロに満たない金額でお腹いっぱいになりました。

モンサラーシュ行きのバスの乗り継ぎの待ち時間に立ち寄るのにお勧め。場所は、位置としては教会の裏手になりますが、ちょっと説明しにくい。 i で地図にマークしてもらうか、通行人に尋ねて、連れて行って貰いましょう。

◇モンサラーシュへの中継点

 エヴォラからモンサラーシュへの直通バスはなく、この町で乗り換えることになる。乗り継ぎの設定があまり便利でなく、往復ともこの町を少し歩く時間があった。この町だけを目的に訪れる旅行者は多分いない、そういう何の変哲もない田舎町だが、ゆったりした生活が感じられる様が、広い青空と共に妙に印象に残る町でありました。

 

◇アクセス

エヴォラから35分。平日1日2便。土日1便。

レゲンゴスまでのバスの時刻表はREDE社のHPで手に入るが、その先モンサラーシュまでは経営が違うのか記載がない。(エヴォラのバスターミナルでは入手可能)

 

◇町の様子

バスターミナルから歩きだすと、右手に芝生のきれいな、よく整備された公園、次いでその先、真新しい現代的デザインの平屋の建物がある。Mercado Municipaleとあるから市場化と思っては行ってみると、その中に i を発見。こんな町でもあるんだなと感心したが、カウンターの英語を話す美人のおねえさんによると、「教会以外何も見るところの無い町で・・・」とのことであった。

教会は、道の先に塔が見えていてそれと分かる。教会の前に小さな広場があり、そこが町の中心。教会すら見るものは無くすぐ出てきたが、少し高い位置にある教会の前に立って広場を見渡すと平和な町の情景で、ゆったりした気分になる。

 公園で老人たちが段ボールで自製した「盤」でカードゲームに興じていた。後で同じ場所を通りかかると、老人たちの姿はなく、柱の上部にその盤が押し込まれ、次にまた使うべく「片づけられて」いたのが微笑ましかった。 

 

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