中世の秋  ミデルブルグ

(データ:1985年9月)

秋の日ざしの中で

マルクト広場のアンティーク市にて

ホテルの部屋からの眺め

回転式の橋、運搬船、待つ人達

右奥の建物は駅舎

夜、運河の水面がきらきらしてきれいだった

◇アクセス

ルート情報で紹介したブルージュ−アムステルダム間ローカルルートの途中にある。アムスからだと2時間半。駅を降りると目の前は運河で、回転式の橋ゲタが回ってくるのを待って渡るという変った体験ができる。町の中心は駅から近い。

 

◇中世の秋

というのは、ヨーロッパ関係の本など読んでいるとちょいちょい目にする著名な書物の名前なのだが、私は手にした事がある訳でなく、ただその名前が気に入って勝手にイメージを膨らませている。思うにドイツをはじめとする中部ヨーロッパは秋が情感が深く、最もヨーロッパらしい顔を見せるのではないか。それはこのミデルブルグのような古都を訪れると強く感じる。

旧市街はほぼ円形で、中心にマルクト広場、その近くに尖塔を持つ教会がある、典型的な中世都市である。秋の一日をゆっくり過したい。

 

◇宿について

駅から運河をはさんだ丁度向かいにいい宿を見つけた。部屋もいいし、宿の人の感じもいい。翌朝早立ちで、朝食時間に間に合わないというと、前夜のうちにお弁当にして差し入れてくれた。宿の名前はSonnevanck(住所Blauwedijk41-45)。朝食つきシングル37fl(3,000円)であったが、これは19年前の話。

 

◇オランダの朝食

パンとコーヒーのみが通常のコンチネンタルブレックファストであるが、オランダは酪農国らしくハムやチーズが供される。朝からがっちり食べたい日本人旅行者には有り難く、オランダ旅行の愉しみの一つである。

 

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