バチカン市国

(データ:1983年4月)

サンピエトロ広場を囲む聖人の像

一つ一つポーズが違うのだが、

世界を導いているようで格好良い

 

◇サンピエトロ寺院

カトリックの総本山にふさわしい巨大な空間であり、堂内にいる観光客は数百名に達すると思われるが、混雑した感じを与えない。時間にもよるだろうが、天上から斜めに光が差し込み床に当たる光景が宗教的な感じだ。

 

◇バチカン市国

観光客にとっては、サンピエトロ寺院、サンピエトロ広場、バチカン博物館(宮殿)しかない国。しかし地図を見てみれば、敷地内に鉄道駅まである!

◇アクセス

メトロでは、バチカン博物館駅でなく、オッタビーノ下車。バスなら40番。いずれにしても解りやすくはない。

メトロが発達したパリと異なり、ローマはメトロ、バス、徒歩の組み合わせになる。面倒なのでついつい歩いてしまうが、テルミニからだとバチカンは一時間近くかかる感じ。車の交通量が多いので疲れてしまうのだが、町は歩かないとつかめないところがあるので仕方ない。

 

◇バチカン博物館

「最後の審判」のシスティナ礼拝堂を擁する観光客必見のスポットである。入り口はサンピエトロ寺院から少し歩く。‘83年のときはそうでもなかったが、現在は混雑がひどく、入場制限をすることもあるようだ。また、一日中開いているサンピエトロ寺院と異なり、開館時間が短い。(季節等により変動)‘03年に訪問した時、午後3時位だったと思うが閉まった後だった。

このような時、私のお勧めは近くのサンタンジェロ城。コロッセウムやフォロロマーノのような定番コースから外れていますが、古城の雰囲気をよくとどめていて面白い。最上部からのローマ全景が素晴しい。尚、上記の40番のバスはサンタンジェロ城が始発になるので、ここからだと乗り易い(終点はテルミニ)。

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