ローマ追記（２０１５年）
◇推奨！テルミニ駅近くの宿 Di Rienzo Via Principe Amedeo７９／A （ http://www.hoteldirienzo.it/）
ドミトリー形式のホステルを別にすれば、テルミニ駅周辺に大量にあるホテルの料金はかなり上がってしまっていて、宿探しに苦労する。
そんな中で超お勧めです。
・まず料金が安い シャワートイレ共同シングルルーム 一泊47.5ユーロ（ただし一泊目はローマ市税＋３ユーロ）
・テルミニ駅から出て５分とかからない好ロケーション
テルミニ駅を西側に出て、Gioberti通り（サンタマリアマッジョーレ教会に出る道）を進み、二つ目のAmedeo通りを左へ。
すぐ右手の建物（看板が出ている）の中庭に入って、右側に入り口がある。
・家族経営のペンシオーネ（８０年代の典型的な安宿の雰囲気が、微かに感じられます） 建物、家、部屋の３つの鍵を渡されるパターン
・朝食付き 〜部屋に、朝食として各種パンやジャム類、電気ポットとインスタントコーヒーが用意されている。（予約サイトの口コミで、留学生になった気分というのがありました。ただ、扇風機はあったが、A／Cがなく、夏場はつらいかもしれません）
ヨーロッパ初日の宿を予約サイトで見つけあぐねていて、この宿に行きあたる。なんとなくロケーションに記憶があって、調べてみたところ１２年前に宿泊したペンシオーネであった。その時は、入り口の呼び鈴を押すとじいさんが出てきて、シングル５０ユーロと言うのを「高い」と返すと、では４０ユーロと言う、いつものやりとなる。いかにもペンシオーネの親父といった感じのこの人が、翌朝清算の時、カフェを淹れて持ってきてくれたのは懐かしい思い出。
今回はそのじいさんの姿はなく、奥さんらしいシニョーラが仕切っていた。この人とはイタリア語のみのやりとりであったが、英語を話す娘さんがいて、日本出国前にメールのやり取りをすることもできました。また、到着時に帰国日前夜の宿泊予約をしたのは、同日のローマ入りを遅い時間にすることができて行動が楽になりました。
サンタンジェロ城（２００３年）
◇テルミニ駅あれこれ
・レオナルドエクスプレス
フィウミチーノ空港⇒市内の移動は、長く歩くことも、長く待たされることもなく、いつもスムーズである印象。今回もフライトのローマ着が１９：４０でありながら、２１時にはテルミニ構内を歩いていた。空港からのアクセスは、レオナルドエクスプレスが早くて便利なのだが、全車両一等車扱いで、３０分にして１４ユーロと高い。テルミニ駅西側の、丁度上記のGioberti通りが始まるあたりで、空港行きバスの乗り場を発見。次回挑戦してみます。
・ｆｓ券売機
以前はなかったが、画面をタッチすると、かなり大きな音量で、不審人物に注意しましょうという音声が流れ、切符を買うたびにこれを聞かされることになる。実際、テルミニ駅では、かなりの確率で声を掛けられる。NOと言って無視していればいいのだが、慣れない券売機に戸惑うということはあるわけで、先方もなかなかしつこいので、うかうか話に乗らないよう注意
・地下のスーペルメルカート
店内は、日本人も見かけるが、中国人旅行者が圧倒的に多い。以前、到着初日の夜の食糧調達に便利と書いたが、駅構内であるためか、ちょっと価格設定が高めかも知れない。テルミニ駅周辺はチャイニーズが経営する小規模商店が多い一帯で、歩いているうちにそちらで手に入るなら、それに越したことはない。
・地上階の本屋
空港に向かう前にちょっとしたお土産を買おうと思っても、テルミニ周辺に沢山あるチャイニーズ経営の土産物屋には陳腐なものしかない。テルミニ駅の地上階にある本屋では、きれいな写真やカードなどちょっとしたものが見つかるかも知れません。私は、イタリア料理の写真を載せた２０１６ミニチュア卓上カレンダー（１ユーロ）を買いました。