消失点
(データ:2012年4月)
消失点 ジャンヌダルク通りを、サント・クロワ大聖堂に向かう 午前中のことで大聖堂の背後から日が射し (教会は正面が西向きに建てられる)、 清々しい空気の中、逆光が神々しい感じであった 全ての線が一点に集中するこの光景は、 これを見るだけでもこの町を訪れる価値があると思われる。 |
◇アクセス パリ・オーステルリッツ駅から1時間。幹線上にあるのは、Les Aubrais-Orleansで、Orleans中央駅は2kmほど引き込んだところにある。長距離列車に乗った場合、Les Aubrais駅で乗り換えとなる場合があると思うが、パリからならオルレアン行きに乗ればいいので気付かない位かもしれない。 駅は当然、終着駅スタイルとなる。湾曲した金属とガラスでできた現代的な駅舎が印象的。 ◇町の造り 黒人の姿が目立つ中核都市であるが、観光的には歩いて回れるサイズ。駅前の道を直進すると、程なく中央に馬にまたがるジャンヌダルクの像の立つ大きな広場に出て、これが町の中心。旧市街だか、新市街だか判然としない雰囲気であるが、いくつかの道が集まるこの広場の、道と道が鋭角をなす間の建物が2、3、格好いい。 この広場からさらに進んでジャンヌダルク通りに出ると、左写真の光景を目にすることになる。この通りを逆方向に進むとジャンダルクの家に至るが、このときは改装工事中であった。サント・クロワ大聖堂とジャンヌダルクの家の間で1kmほどである。 ◇サント・クロワ大聖堂 正面に並ぶ二つの塔は、四角注形で2段、その上に円柱形が王冠の様に乗っかり大変格好が良い。 |