≪2005フランス≫

哀愁の  トゥールーズ

 

哀愁のトゥールーズ

記憶の中へ…

◇アクセス

この地方の中心都市である。パリからだと夜行列車の距離。町の中心は駅から徒歩15分ほどのキャピトル広場。人口50万の大都市ながら主な見所はこの広場から徒歩圏内。

 

◇哀愁漂う町

トゥールーズは「薔薇色の町」と呼ばれる。多分それは煉瓦造りの家が建ち並ぶためで、他の土地では余り見かけない独特の景観を作っている。この町は煉瓦が夕日に染まる夕暮れ時が最も美しいそうである。「夕暮れ時」からの連想かこの町を歩いていると哀感が色濃く、何だか遠い記憶の中の町を歩いているような感じがしてならなかった。

サンチャゴの道の結節点である聖セルナン聖堂はレンガ色の外観と8角形の鐘楼が珍しい。美しい回廊を持つジャコバン修道院の鐘楼も同じような8角形の優美な姿をしているから、この地域の建築様式なのだろうか。また旧市街にある3つの博物館・美術館、さらには町の横にはガロンヌ川が流れる。活気のある見所の多い町でもある。

 

◇宿について

駅前(Bayard通り)に5,6軒安宿がかたまってある。ヨーロッパでは珍しいことだが、いずれも料金を大きく表示した路上看板を出しており、必要以上に分かりやすい。表示されている料金は20ユーロ台であるが、安い部屋は埋まっているそうで、実質的には30ユーロ台の比較であった。

 

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