NORTHERN TOWNポートリー

(1986年12月)

昼から灯りがともるポートリー広場

(バスの発着所でもある)

スコットランドに来たからにはとウィスキーを舐めながら

飛ぶカモメを眺めておりました

 

さいはて気分を味わう

◇アクセス

カイラキンからバスで1時間。もし夏場であるなら、この間の、すり鉢を伏せたような形の山が海際に並ぶ光景は素晴しく、どこかでバスを降りてキャンピングしたい。しかし冬は全ては霧の中、他にどうしようもなくバスの終点であるポートリーまで運ばれたのでした。(上の感想は、翌日晴れての帰路、こんな凄いところを通って来たのかと驚いてのもの)

 

◇津軽海峡冬景色

しかし、冬にSkye島を目指したのには目的があって、一つは雪景色を見ること(空振り)もう一つは北の町の寂しい情景の中に身を置くことでした。どんよりと厚い雲に被われる海辺の小さな町、カモメ飛ぶ人気の無い広場、灰色の海に浮かぶ小舟。冬のポートリーは求めていた津軽海峡冬景色のイメージにぴったりなのでした。宿はB&Bでなく、広場を眺めていたい、という希望があって、広場に面して建つホテル(Portree Hotel)にとりました。

 

◇セーター

買い物に余り興味が無くて、その時必要だったからなのか、最初からその積りだったのか記憶に無いのですが、とに角この町でセーターを買いました。専門店でなく、スーパーのような店の値引き品で、約20ポンド(5千円)。薄手に思われましたが、着てみるととても暖かい。臭いのきついのには参りましたが、慣れてみるとそれも本物らしくて良く、この買い物は勧められます。

 

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