モーゼル河畔の町
(データ:1982年8月)
ポルタニグラ(黒門) 現代に生きる町トリアーの入り口に どんと投げ置かれたようなローマ遺跡 トリアーのシンボル ◇宿について YHがモーゼル河畔に立つ。300人以上収容可能という大きなYHであった。町の中心から近く、モーゼル河畔にあるロケーションが良い。 ◇モーゼル川 一帯はブドウの産地、モーゼルワインの産地である。トリアーのワインに慈善連合醸造所の出荷するものがあり、どこかで飲んだことがある。日本でもその杖を持つ横向きの聖人のラベルを時々見かける。 ポルタニグラ上部から見るトリアーの町⇒ こういう道にミュージシャンの演奏や大道芸人のパフォーマンスがある。そしてそれを老若男女ゆったり楽しむ風土がある。 |
◇アクセス コブレンツから鉄道で1時間20分。ガイドブックは国別になっているので地図を見ていないと気づきにくいが、この町はルクセンブルグ国境に近い(首都ルクセンブルグまで40分)。ベネルクス3国と組み合わせたルート設定が可能である。 また、コブレンツから船(モーゼル下り)でも行ける。 ◇ドイツの町の心地よさ 南欧と違うのが、町の落ち着き、安楽さであり、これが中北部ヨーロッパの町の魅力だと思う。町の至るところに腰を下ろす場所がある。 うまく出来ているなと思うのだが、南欧と違ってレストランが高価で、かつ、特に一人では敷居が高いため、入る機会は滅多に無いのだが、その代わり、ミルク、パン、ハムなどの基本の食材が安い上に美味しく、しかも町なかでお店を広げてランチ、ということが南欧と違ってここでは抵抗感無く出来るのである。 またトリアーでは町歩きに飽きたら、モーゼル河畔を散歩するのも良い。 |