バルト3国 旅行者物価と旅の予算
(データ:2019年6月)
◇まとめ 西ヨーロッパと比べると旅行者物価全般かなり安く、旅のし易さを感じる。
ただし、€導入以降西側からの旅行者が急増、近年は物価上昇中とのこと。
(「歩き方」最新刊にビールが安くて美味い国という記事があり、テラス席でも生ビールを300円程度で飲めるとあるのがその一例。
実際には大体4〜5ユーロの見当で、2倍近い。)
◇予算
今回の私の経費は、平均して一日当り54ユーロ。(宿泊費15、食費24、観光5、交通費6、その他4)
旅の予算は、スタイルによって大きく変わるので、項目ごとの詳細は下記。
◇宿泊費
今回は、ホステルを泊まり歩いたのでかなり安上がりになった。(⇒共通編「宿について(2019)」
€42の中級ホテルに一泊しているのが平均値を押し上げているが、ホステルであれば一泊€10かプラスα。
€15を超えるとちょっと高いなという感覚。安い方では一泊€5というのも見かけた。
リトアニア名物 シャルティバルシチェイ(ビーツの冷たいスープ)
◇食費
レストランでは一品で頼んでも問題ないので、場合によっては日本と同じような料金で食事ができる。
食堂然とした店で、一品とビールの食事が€10しないこともあった。
普通のレストランでスープ、メイン、ビールとしっかり食べると20ユーロ前半ぐらい。
安さを追求するならスーパーへということになるが、パン、ハム、チーズといった食材は西ヨーロッパとそう値段が変わらなかった。
逆に高いなと感じたのはワイン。恐らくワインでなくビールを飲む国だからなのだろう。
スーパーの棚で安いのを探しても7〜8ユーロ止まり。それが日本のスーパーで見かけるチリ産の安ワインだったりするから手が伸びない。
◇観光費用
料金を告げられて、えっと聞き返すぐらい、「歩き方」掲載の入場料から大きく値上げしているところがあった。
観光物価上昇中がこういうところに表れているか。
◇交通費
バスも鉄道もかなり安い。おまけに3か国合わせても面積は知れている。私の交通費は、合計で€66であった。
例
鉄道 クライぺダ ⇒ ヴィルニュス 376km 4時間 €17.4
バス クルディーガ ⇒ リエパーヤ 2時間 €3.85
曇天のタリン駅
案内板に見える10:05発に乗って、TARTUに向かったのでした