大学町 タルトゥ

(データ:2019年5月)

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ラエコヤ広場にある「傾く家」(タルトゥ美術館)

天気がぱっとしない

 

◇大学町 タルトゥ

 

 残念ながら私が訪れた日は、観光施設が閉まる月曜日であった上に、雨が断続的に振っていた。天使の橋、悪魔の橋といったネーミングに惹かれたトーメの丘も、公園みたいなものであるから雨の中ではひと気もなく、ただ歩いて、下りてきただけ。下の町では、学生が三々五々歩いていたりして、少しだけ学生の町の感じがあったが、雨が降り続くと人通りも途絶えがち。

 

 良かったのは、まずラエコヤ広場。トーメの丘では現在廃墟となっている大聖堂のレンガの色が印象に残る。青空の下で歩いていたらこの町の印象は全然違ったものになっていただろう。

 

 

◇ラエコヤ広場のホステル テルヴィセクス

 

€15と、ドミトリーとしては高めであるが、ラエコヤ広場に面する建物の4階にあるという抜群のロケーション。

 私は昼過ぎの到着であったので、窓際のベッドをとり、広場の眺めを楽しんだのでした。

 

 

◇人気食堂 エドワルド・ウィルテ

 

ラエコヤ広場に近い。『歩き方』(バルトの国々17〜18)に掲載されているので、詳しくはそちらで。

 ランチはスープかパスタかの2択。フォーク類はカウンターから、パンなどは塊で置いてあるのを自分の欲しい分だけ切ってくる半セルフ方式。生ビールと合わせて€7と、たいへんリーズナブル。

◇アクセス

 

 エストニア首都タリンから、列車で2時間、€12。バスの方がより安く、便数も多い。

 ラトビアの首都リーガから、バスで4時間、€17。

私はリーガに向けて発ったが、この場合一日4便あるものの、まともな時間に無い。早朝6:45発に乗ったが、この時間にして始発でなく、ナルヴァ辺りからの夜行バスであったか。

 

 

◇旧市街へ

 

バスで到着すると、バスターミナルはエマユギ川に面した商業施設ゾーンにある。川沿いに歩いていけば、10分ほどで町の中心ラエコヤ広場に至る。

鉄道で到着した場合、ラエコヤ広場へは少し距離があり、30分近くかかる。駅と広場の間にトーメの丘があるので、これを回り込むように、人に道を聞き聞き歩いていく。(途中から案内標識が見つかる)田舎町ののんびりした感じがあり、このアクセスはなかなか良かった。

 

 

◇ラエコヤ広場

 

 町のへそ。ヨーロッパの地方都市のどこにでもありそうな広場ではあるが、どの町の広場もそうであるように、この広場も味がある。トーメの丘側に市庁舎があり、その一階に i  が入っている。係はファーストネームを名乗り、フレンドリーな対応であった。広場の反対側は、道路を挟んでエマユギ川。

 

 

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騙し絵

 

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